Zelandia Pinot Noir / ジーランディア・ピノノワール 2019

自然派ワイン

醸造方法

単一畑に拘らずNorth Canterbury【ノース カンタベリー】にある複数のオーガニック ヴィンヤードから収穫したフルーツを使用。
除梗したフルーツを収穫バッチで野生発酵、6週間のスキンコンタクト、1年のアンフォラ熟成。

ワイン情報

全房発酵で時として失われがちなピュアなフルーツの美味しさと土地のフレーバーを表現する為に、Theoが新たに挑んだ新しいキュヴェ。
森の下生えや木陰の落ち葉を思わせる土っぽい香りに、野イチゴや木イチゴの様な酸の高いレッドフルーツのニュアンス。
輪郭の鮮明なタンニンがあります。
ニュージーランドでは殆ど見かける事が無い花崗岩土壌に拘った、エレガントで引き締まったストラクチャーは正にNorth Canterburyの味わい。
単なるナチュラルなPinot Noirと侮る事なかれ。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

2013年。クレイター リムでワイン作りを一任されていたテオ・コールズは突如としてワイナリーを去りました。
ワイナリーで発生した火事の責任を無理矢理に背負わされすっかり嫌気が差してしまったのです
(実際には彼に一切の過失は無く火事の原因は電気系のショートだと言われています)。
約150樽のワインが焼失(ボトル換算で40,000本以上です)したショックはワイナリーに相当な爪痕を残し、ニュージーランドに於ける近年最高の醸造家に成り得る才能とも言われていたテオはゼロからのスタートを与儀無くされたのです。
カンタベリー大学では化学、リンカーン大学では栽培学と醸造学を修めレオヴィル・ラスカーズ、クンツ・バ、サンコム、フランソワ・ヴィラール、シルヴィオ・ナルディ等で若き日を過ごしたテオはダニエル・シュスターの元で人為的プロセスに一切頼らないあるがままの醸造に目覚めたと言います。
ワイナリー名は約10年前にテオがとある荒地に佇んでいた「年枯れた牡羊」に由来しています。
その得も言われぬ、力強くも儚く、野生に溢れながら知性も感じさせた雰囲気に魅せられ、いつの日かそんなワインを作りたいという想いを抱いて来たそうです。
ハーミット・ラムは彼がようやく辿りついた自身のレーベル。
ニュージーランドでは殆ど目にする事が無い石灰質土壌の畑から収穫されるブドウに拘り、卓越した品質のワインを作り始めています。
2015年、ようやく上陸するハーミット・ラムはニュージーランドワインの既成概念を破壊する新たな価値を齎してくれる事間違いありません。

(インポーター様資料より)

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