Caelia / カエリア 2017

自然派ワイン

醸造方法

手摘みで収穫した葡萄を自然発酵させ途中でボトリング(瓶内二次発酵)。
清澄とフィルターは無し。
滓の上で54ヶ月の瓶内熟成。
SO2:デゴルジュマンの際に10mg/L添加

ワイン情報

カエリアはアーサー王物語に登場する、妖精の王女。
アーサー王の息子、トム・ア・リンカーンを愛し、叶わない恋に心打たれ、自ら水死する。

サーモンピンクの色調。
さくらんぼなどの赤い果実味に、さくらの塩漬けや、ハーブ、そして焼きたてのトーストのような香ばさが感じられます。
味わいは至ってドライ。
落ち着きのあるやわらかい泡立ちに嫌味のない酸が乗っており、アセロラのようなさっぱりとした余韻。
とてもバランスが良く、軽快な飲み心地のロゼペティアンです。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ドメーヌ当主の二コラは栽培・醸造・経済を学んだ後、2001年から2006年までナントのブドウ園で、栽培及び醸造責任者として働いていましたが、2007年に親から6.70Ha のブドウ畑と、70Haの牛農場を受け継ぎ現在に至ります。
親から教わった伝統的な醸造方でコンベンシャル(自然的ではない)なワインを長年造ってきました。
しかし、年が経つにつれ、様々な添加物質で造り上げるワインに疑問を持ち始めた二コラ。
畑のテロワールそしてブドウとの新たな繋がりと、自分の仕事に新たな意味を探し求め、2015年、殆ど添加物質を加えないワイン造りに舵をきりました。
さらに2016年に自然派ワインの生産者に出会い、ヴィニュロンと言う本来の仕事、そして畑での自分の役目、居場所を再確認し衝撃を受け、同じ年から、実際にSO2フリーのワインを造りに成功。
2017年から畑を全てビオ栽培に転向し、醸造も全てSO2無添加にしました。
テクニカルな本を読み、研修を受け、ナチュールの生産者と出会い、自然派ワインを飲み続けながら、日々ナチュラル・ワインに対して学んでいる熱心な生産者が登場しました。

(インポーター様資料より)

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