Badalisc / バダリスク 2020

自然派ワイン

醸造方法

10月初旬 6kg小箱に手摘み収穫して除梗
プラスチック開放桶で16日マセラシオン
トルキオ(古式手動プレス)
自生酵母でプラスチック開放桶でアルコール発酵
トノー大樽で24か月熟成
ノンフィルター、無清澄、SO2無添加

ワイン情報

クリアなガーネット色。
アタックに軽い揮発、色気のあるバラやスミレの香り。
口に含むとアメリカンチェリーのような丸い旨味。
ミントなどのハーブ感、優しいバニラ香。
食中酒として。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

現当主、ファウスト・リガブエの父方の祖父はバルクワインの販売、母方の祖父はブドウの栽培者。
そして彼らの跡を継いだ両親が出会い始まったワイナリー。
2003年、まだ高校生だったファウストは、父と一緒にワイナリーを立ち上げることを決意。
カモニカ渓谷に近いコンカレナの麓に1.5ヘクタール強の区画でブドウ栽培を始めた。
ワイナリーは、ヴァルカモニカの中心、正確にはユネスコの先史時代遺跡であるカーポ・ディ・ポンテの小さな自治体に位置している。
この歴史的な場所に、古代カムニが神聖視した2つの山塊、コンカレナ山とピッツォ・バディーレ山が向かい合ってそびえ立つ。
コンカレナという印象的で堂々とした山の地質、石灰岩と廃墟の間にブドウ畑がある。
狭い煙突状の垂直な壁が夜間の冷気と昼間の熱を拡散させ、温度変化の激しい微気候を作り出し、ブドウの樹に良い成⾧サイクルを及ぼし、将来的にブドウの有機的な品質に有利に働く。
土壌が痩せているため、ブドウ樹の成⾧は遅く、生産量は非常に少ないが健全なブドウが収穫できるのである。
畑では有機栽培、合成物質は一切使用せず、二酸化硫黄も添加しない。
生態系を守るため、プロポリス、銅、硫黄のみを使用。
土壌への施肥を行わないことで、ブドウの樹は1本の枝に数個のみ芽を出し、ジューシーで強烈な房へと変化していく。

” 私たちが目指しているのは、技術的に欠点のない、いつも同じような製品を作ることではありません。
それどころか、環境や消費者の誠実さを尊重しながら、本物であること、テロワールや個々のヴィンテージを表現することを求めています。”

栽培品種は、プティ・アルヴィーヌ、ミュラー・トゥルガウ、フミン、コルナリン、メルロー、チリエジョーロ、バルベーラ、リースリング・レナーノなど。
プティ・アルヴィーヌからは、アンセストラル製法で造られるスティルの白ワイン「ブレ」や発泡性ワイン「プティット」を生産。
赤ワインでは、チリエジョーロ・イナマラとバルベーラ・ミネゴがあり、後者は第二次世界大戦前に植えられた畑のブドウを使用している。

(インポーター様資料より)

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