Ombre et Lumiere / オンブル・エ・ルミエール 2022

自然派ワイン

醸造方法

ブドウはさまざまな場所から来ており、シラーはガールとモーヴにあるエティエンヌのブドウ畑から来ています。
グルナッシュはル・マゼルにあるジェラルド・ウストリックからのもので、ヴィオニエはガールのドメーヌ・デュ・ペール・ブノワからのものです。
黒ブドウは50%がマセラシオン、50%がダイレクトプレスで、ヴィオニエはマセラシオンで1週間。
さまざまなワインの熟成はすべてニュートラルなドゥミ・ミュイ、バリックで行われ、最終的にワインをブレンドしています。

ワイン情報

直訳すると「光と影」という名前のワイン。
エチケットも非常に雰囲気のあるデザインで、描かれた空のグラデーションが美しいです。
このキュヴェはティボーと同じ地域の若手人気生産者エティエンヌ・セニョベールとのコラボレーションです。
ローヌ渓谷の3つの主力品種であるシラー、グルナッシュ、ヴィオニエを使用した、喉の渇きを潤すのに最適なワインです。

開けたては若干還元を感じることもありますが、時間の経過と共に消えます。
フローラルとフルーティーなチェリーのアロマを備えた、生き生きとしたキュヴェです。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ティボー・カペラロは、有名なワインの産地コンドリューで生まれ育った生産者です。
生産者の家庭出身ではなかったにも関わらず非常にセンスあふれる生産者で、新しい風として伝統的なワインの街の慣例を吹き飛ばしてくれそうな勢いです。
彼は経済学を学んだ後、自分の情熱であるワインを追求し、ワイナリーを作ることを決意しました。
フランス(アンドレ・ペレ、ドメーヌ・ジョブロ、シャトー・ル・ドゥヴェイ、ドメーヌ・デュクローなど)やオーストラリア(アダム・フォスター、シラーミ)の生産者で経験を積み、2018年に地元であるコンドリューに自身のワイナリーを立ち上げました。

ティボーには2つのプロジェクトがあります。
一つはSLOPE(スロープ)というネゴスです。
同じ地域のさまざまな有機栽培で小規模な農家やワイン生産者からブドウを調達しています。
購入しているブドウ畑はアルデシュのサン・ジョゼフやローヌのコトー・デュ・リヨネです。
もう一つのはドメーヌであり、自分で栽培したブドウから造られたワインです。
彼はフランソワ・サロモンから2つの区画の畑を購入、さらに年配の所有者から未使用の畑を購入することができました。
譲ってもらった区画は南向きではなかったので、先人にとっては理想的とはされていませんでした。
しかし、一昔前はハンディキャップと見なされているものは、気候変動で年々上昇する気温によって資産に変わる可能性があります。
ティボーは3年かけて畑の再構築と植樹を行ってきました。

ティボーのワイン造りは、まだ従来のワイン造りが中心のこの地域では一般的ではありません。
彼は明らかに自然派の生産者であり、最小限の介入を心がけて自然酵母と自然発酵のみを使用しています。
ワイン醸造によるテクニックよりも、果実とテロワールのアロマとフレーバーをそのまま活かすことを重要視しています。
熟成したオーク樽、ステンレスタンク、ファイバータンク、さらにはアンフォラなど、多くの容器を使用して実験しています。
SO2は使用したとしてもボトリングの際に最低限の量を追加するのみです。
ティボーのワインは彼を映す鏡のようです。
実直で他人との違いを気にせず、常に自分を信じて突き進みます。
表面上は見えない奥底に信念と情熱が眠っています。

(インポーター様資料より)

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