Grenabar / グルナバール 2021
ワイン情報
淡いすもも色、しなやかなアロマ、伸びやか、さわやかな飲み口、まろやかな余韻、白ワインよりの果実味、冷やし目から美味しい淡い赤!
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
「ブドウを信頼すること。ワインは畑でできあがる。」
2006年、シャルル・ダガンとアリス・ブヴォのカップルがアルボワに設立したドメーヌで、5haのブドウ畑を、ビオディナミ農業で栽培しています(エコセール認証ずみ)。
小柄な女性のアリスは、ボルドー大学でブドウ栽培技師の勉強をした後、ディジョン大学で醸造学者のディプロムを取った学者肌です。
醸造に関する深い知識と高度な技術を習得したものの、自然の作用を阻害した技術に頼るワイン作りを素直に受け入れらませんでした。
「ワインの個性とは何か?」それを知りたくて、世界のワイン産地を回ることを決心しました。
カリフォルニアのワインメーカー、アーロン・ポットの元で働いた後、チリ、ニュージーランドのワイン産地を回りました。
再度カリフォルニアに戻って、近年ワインスペクテイター誌で世界の「トップ10ワイン」にランクインされたPINE RIDGEで6ヶ月働きました。
そしてチリにUターンしてERRAZURIZでも働きました。
こうして最新技術を使ったワイン醸造を経験しながら、3年間をかけて考えた末に、確信を抱いてフランスに帰りました。
元々自然が好きな彼女は、自然の力を一番に考え、それを生かしたワイン作りをすること。
得た醸造技術は、そのための重要な後ろ盾となるのだということを。
そしてコート・ド・ジュラのドメーヌで統括責任者として新たな生活が始まりました。
そこで醸造責任者だったシャルルと出会い、その1年後に二人だけのワイナリーを興すことを決めました。
シャルルはブルゴーニュで栽培・醸造技師として勉強をし、ジュラのドメーヌに勤務していたのです。
アリスはシャルルのことをこう言います。
「熊のようにヒゲもじゃで、頑固なのにお祭り騒ぎが大好きな享楽主義だけど、とても繊細な人」
〈栽培・醸造〉
ブドウ栽培は頑張ってするというより、自然が好きだから面白い、という感覚で行っています。
重要な点は、ブドウが健全でバランスよく育つようにしっかりと観察し、きちんと熟してくれるまで収穫を待てるように、生産量を抑えた栽培をすること。
醸造所では、発酵の進み具合を管理して、酵母が活発になるように導く、といっても健全でバランスよく熟したブドウがあれば、後は衛生的な醸造設備で発酵させるだけなのです。
だからこそ手品が起きたような気にもさせられます。
オクタヴァンでは、(クレマン以外は)SO2、培養酵母、砂糖、酵素・・・といったブドウ以外のものは何も加えないワイン造りをしています。
《ロクタヴァン流の醸造によるネゴスワイン》
ここ数年天候に左右されたジュラ、蔵の経営を安定させるためにスタートしたネゴス部門。
新しく自由な発想で、ロクタヴァンらしい遊び心溢れるキュヴェが到着しました!
エチケットもキュートです!
(ネゴスワインもアリスが収穫から携わって、彼女流の醸造・仕上げをしています。)
(インポーター様資料より)
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