RHAPSODIE PINOT GRIS / ラプソディ・ピノグリ 2021

自然派ワイン

醸造方法

手摘みにて収穫。
プヌマティックプレス5時間。
全房80%、21日間醸しフードル10ヶ月。
フードル樽にて10ヶ月熟成。
オリ引きは瓶詰前まで行わない。
SO2無添加。

ワイン情報

2021年は5,6月とアルザスに限らず、フランス全土で毎日のように雨が続き、昼夜問わず雨が止んだ一瞬の隙をみてボルドー液を散布しなけらばならなかった。
それでもベト病が蔓延してしまい、例年の30%しか収量をとる事ができなかった。
収穫が開始されても、寒い日が続き葡萄の熟度のバラ付きが激しく、収穫日の決定がとても困難な年となった。
しかしながら収量は減ったが、凝縮度があり、高い酸度を有した素晴らし葡萄を得る事ができた。
醸造でも揮発酸などの欠陥も出る事がなく瓶詰までスムーズに進む事ができ、例年にはない表情のワインを得る事ができた。

プルーンなどの甘味のある紫色の果実の香り、味わいもデリケートで、良いテロワールから生まれた事を納得させるミネラル感。
熟成させても良いが今飲んでも酸、タンニン、旨味のバランスがとれた味わい。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

当主であるVincentの曾祖父であるHanry Grossが1950年に1.5haの畑を購入。
当時は栽培した葡萄を販売し生計を立てていたが、1965年から祖父のLouis Grossがワインを造りはじめる。
Domaine Gross (ドメ-ヌ・グロス)1980年にVincentの父であるRémy Grossが現在のワイナリーをDomaine Gross設立、畑は2.5haまで増える。
南仏やアルザスのクライデンヴァイスでの研修を終えたVincent Grossが2006年より醸造、栽培に加わり直ぐさまビオディナミ農法を取り入れる。
2010年にVincentが当主に就任。
現在は畑は10haまでに増え、祖父、父、母、Vincent(現在37歳)の三世代でワインを造り続けている。
畑の多くは粘土、泥土、石灰。アルザストップのミュスカが生産されるGC Goldertを所有している。
品種本来の香りを引き出しテロワールを最大限に表現すること重要視している。
エチケットはVincentの息子のLouis君と娘のCharleneが描いた。毎年エチケットのデザインが変わる。

(インポーター様資料より)

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