Tabletop Delaware / テーブルトップ デラウェア 2022
醸造方法
完完熟デラウェアと青デラをそれぞれ収穫後すぐにダイレクトプレス。
開放タンクで発酵後、ステンレスタンクで熟成。瓶詰前にブレンド。
無濾過無清澄のため澱が生じることがありますが、品質に問題はありません。
ワイン情報
・ぶどうについて
山形県置賜地区の完熟デラウェア。
2022年も8月終わりにきれいな緑色の完熟前の青デラが届き、9月に入り続々と完熟デラウェアがやってきました。
今年は短い梅雨が明けすぐに猛暑、収穫時期に大雨が降ったりと自然環境は色々な変化がありましたが、良いタイミングで収穫していただき、ワイナリーに届いたぶどうはとても良い状態のものばかりでした。
糖度も例年通りしっかりとしていて、デラウェアの華やかな甘い香りが漂っていました。
・ワインについて
完熟デラウェア主体に、青デラをブレンドした清澄白河のフラッグシップキュヴェ Tabletop Delaware(以下 TTD)が今年も出来上がりました。
醸造の段階でバナナパイナップルのような南国の雰囲気が全開、しかしアルコール発酵が終わるころには意外なほどにドライな仕上がりとなりました。
このドライなワインに青デラをブレンドすることによって、味わいの輪郭がしっかりと表れて、フレッシュなTTD特徴でもあるはじけるトロピカル感が表現できるようになります。
私たちのワイナリーでは補酸や補糖を一切しないので、同時に仕込む青デラは味わいのバランスを取るためになくてはならないものです。
その年の完熟デラの味わいによってブレンドの比率は変わりますが、今回は完熟デラ2:青デラ1のブレンドに決めました。
定番キュヴェは安定の味わいを、そこはぶれることはありませんが、その中でもその年による特徴を感じとることができるのがワインの魅力であると考えています。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
東京・江東区の清澄白河にて、2015年8月、2つ目のワイナリーが始動しました。
関東各地の契約農家さんの丹精こめて作られたブドウをお預かりし、一本一本心を込めて醸していきます。
醸造所の2Fにはイタリア料理をベースにしたレストランをご用意しております。
すぐ下の醸造所で造ったワインはもちろん、世界中から選び抜いたワインとご一緒にお楽しみください。
また、お客様にたくさんのワインに出会っていただき、自分の好みのものを探していただけるようワインだけでもご利用いただけるテイスティングルームも同フロアに併設。
アペロタイムなど、思い思いの使い方でお楽しみいただけます。
2013年に誕生した島之内フジマル醸造所のように、このワイナリーもまた、土地とワインと人を繋げ、ワインが日本の日常の風景に溶け込むきっかけとなればと思っています。
(醸造所様資料より)
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