SIN Ull de Llebre / シン・ウイ・ダ・リェブレ 2021

自然派ワイン

醸造方法

9月上旬から収穫
一部除梗2/3は早く収穫して直接圧搾
1/3は遅めに収穫し完熟させたブドウを醸しルモンタージュしながら、ステンレスタンクで発酵・マロラクティック発酵・熟成
軽く濾過・無清澄
瓶詰め:2022年3月22日
SO2無添加 トータル:20mg/L

ワイン情報

畑の専門家と醸造家がタッグを組むプロジェクトSIN、酸とフレッシュさの追求で全体の2/3を早く収穫しプレス、遅めに収穫した完熟させたブドウは醸し、ステンレスタンクで発酵・熟成しました。エッジは綺麗なパープル、摘みたてカシスやプルーン、白胡椒の香り、ほんのりプチプチとしたガス、柔らかいアタックとタンニン、酸味とタンニンのバランスよく力強さのある逸品です。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

SINプロジェクトはカタルーニャ地方ペネデスの土地で素晴らしいオーガニック栽培のグロワーであるアレックス・ライオスと、一切の添加物を使用しない醸造でかつテロワールをしっかりと表現した素晴らしいワインを造るアモス・バネレスによる新しいプロジェクトです。
アレックスはこの地で代々続く大きなカヴァの生産者で、ファミリーは膨大な土地をペネデスに持っていてカヴァを造っていました。
現在も8つほど自分のブランドを別で持っております。
SINプロジェクトのワイン3種類は、すべてアレックスが所有しているビオの畑で育てたブドウからできています。
アモスのファミリーもペネデスに土地を持っていて、アモスは若い頃は違う仕事をしていたのですが、やはり自分の土地に戻り自然の産物を造り出したいとの思いで、2011年から家族の持っていた古い5haの畑を引き継ぎました。
今でもアモスの畑は5ha弱、別ブランドとしてワインをつくっています。
SINプロジェクトの醸造家がこのアモスです。
オーガニックでかつ酸化防止剤ゼロのワインを造りたいと思っていたこの土地の大地主のアレックスと、ビオディナミで全て手作業でワインを造り始めたアモス。
自分たちの土地でその共通の思いから二人が手を組み2018年からスタートさせたのがこのSINプロジェクトです。
(注:アレックスとアモスの二人は2015年からEls VInyrons(エルス・ヴィニェロンス)という別ブランドでもコンビでワインをつくっており、そちらはワインダイヤモンズさんが輸入されています。)
ブドウはアレックスの家族が所有するカヴァの広大な土地で全てオーガニック栽培をされ、醸造もアルティザンワインを造りたいと思っていたアレックス家の醸造所で行われます。
醸造はアモスによるもっと幅広いレンジのワインを造りたいと思っていたインスピレーションとアーティスティックな部分が反映されています。
彼らのワインの美しい特徴は、飲み易く品種の特徴を表現しつつ、直球な味わい、ピュアなフルーツが十分に感じられる所で、ペネデスの他のワインとの違いを見せ付けています。
SINの意味はスペイン語で、“それ以外ない” “無し”と言う意味です。 
化学肥料無し、品種もブレンドなしの1品種、醸造は手を加えること無し、添加物無し、酸化防止剤ゼロ。
2018年はこのプロジェクトの初ヴィンテージでありながらも、通常の2倍近い雨量に見舞われたやや難しい年でした。
おかげでこのプロジェクトのより軽くて、軽快でフレンチっぽいベジタルなワインを造りたいと思っていた彼らの目標により近づけたのかも知れません。
SINプロジェクトはよりシンプルに土地と品種の個性を表したワインだと思います。
広く清潔なセラーと広大で素晴らしい畑をもつアレックスと、ナチュラルワインの醸造のトップのアモスが手を組むことで、エントリーレベルのナチュラルワインとして素晴らしいクオリティと個性、手に取りやすい価格帯を表現しています。
アレックス一人でもアモス一人でもできなかった事です。
1+1=2に留まる事なく、その可能性はまだまだ大きくなっていきそうです。

(インポーター様資料より)

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