FATIMA / ファティマ 2020
醸造方法
粘土(29%)の石灰岩土壌。区画:1.5ha。
畑での作業は、アグロフォレストリー(樹木を植栽し、樹間で家畜・農作物を飼育・栽培する農林業)とパーマカルチャー(パーマネント(permanent)とアグリカルチャー(agriculture)を組み合わせ「永続する農業」)を採用。
冬前にカバークロップ(作物を作らない期間に土壌侵食の防止を目的に作付けされるイネ科やマメ科などの植物)の種まきを行う。
ブドウは、手摘み収穫後、部分的に破砕し、HDPE槽(高密度ポリエチレン槽)に直接入れられアルゴンガスで満たします。
野生酵母で発酵。スターターやSO2は一切加えない。
アルコール発酵の終わりにマストを真空プレス、ワインはそのままアルコール発酵を続け、その後にマロラクティック発酵、HDPR槽で1年間熟成。
生産量:531本。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
危機に瀕したベルギーのブドウ栽培の復活をほぼ一人でになっていると言っても過言ではないベルギー唯一の自然派ワイン生産者。
2012年にドメーヌ・ライスターネストを創設したセルファース・ブロキール氏は、パーマカルチャーと農業生態学の優れた習熟度に支えられ、環境を改善することにより品質を管理し、動物や野菜の生産を増やしながら農業生産を実現できる農業活動を目指してきました。
自身のブドウ畑での活動の他に、オーストリアのザルツブルク近郊のパーマカルチャー専門家であるSepp Holzerや、フランスのLe Havre近郊のBec-Hellouin農業でも活動を行い、有名なドキュメンタリー映画「Tomorrow」にも登場しています。
また彼の農業は、LydiaとClaude Bourguignon、Konrad Schreiber、LucienSéguyらのもとで経験を積んだことにインスパイアされています。
(インポーター様資料より)