SARAVA LOUREIRO / サラヴァ・ロウレイロ 2020

自然派ワイン

醸造方法

手摘み収穫後、発酵前に除梗した房で36時間スキンコンタクト。
縦型手動プレスで圧搾、温度管理なしでステンレスタンクで発酵。
栗の木の樽で短期間の熟成。
ノンフィルター。

ワイン情報

アプリコット、洋ナシ、ライチ、白い花の香り。
ロウレイロの驚くべきアロマが何層にも重なり、濃厚な深みと共に、
ライムのような際立った酸味と長い余韻が楽しめる。
ファンキーすぎず、土の香り感じられる。
10~14℃で飲んでいただくのがおすすめ。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ミゲル・ヴィセウは、ドウロで生まれ育ち、20haの土地を所有する4代目である。
・・・がしかし、彼は、20代の大半をドウロではなく、世界中を旅しながらワイン造りの技術を学んだ。
ナパ,ブルゴーニュ,トスカーナ,カオールやブラジルを経て、自分の技術に自信を持ち、長年の夢であったアフリカでの生活を決意する。
モザンビークで3年間、大企業に勤めた後、再びワインに呼ばれるようになった。
そこでミゲルと妻のレリは、ポルトガルに戻ることにした。
帰国5日前に友人から、ビオディナミのパイオニアであるヴィーニョ・ヴェルデのアフロスのオーナー、ヴァスコ・クロフトが醸造責任者を探していることを知らされた。
面接して1分後には、一緒に仕事をすることになった。
現在、ミゲルはアフロスのヘッドワインメーカーとして就任している。
また、別のプロジェクトの手伝いを打診されていたミゲルは、2018年の終わりにワインを作るためにガレージを整えた後、自分たちのワインを作る機会を得る。
それは小規模で職人的な地下のワイナリーで、一種の「ブティック・ワイナリー」だ。
このワイナリーは、17世紀に建てられたマナーハウス、パソ・デ・カルヘイロスの一部で、ポルトガルの歴史の一部であり、ポンテ・デ・リマとヴィーニョ・ヴェルデの地域について多くを語ってくれる。
ポンテ・デ・リマとヴィーニョ・ヴェルデの産地について多くのことを教えてくれる場所だ。

その場所でヴィーニョ・ヴェルデで最も多く植えられているロウレイロをスキンコンタクトでフレッシュかつリッチに仕上げ、
また、普段はワインにボリュームとアルコールを与えるために使用されるトラジャドゥーラを、他の人とは逆のアプローチで手掛ける。
ヴィーニョ・ヴェルデの他の品種はアルコール度数が低い為、ほとんどの生産者が「アルコール度数が高い=品質が良い」という考え方にとらわれている。
そこで彼が試みたのは、トラジャドゥーラの低アルコールバージョンを作ることだった。
トラジャドゥーラは、放っておくと13、14、15%になってしまう為、栗の木の下や壁の近くに育っているブドウで、熟していないものを選んだ。
この品種を別の方法で理解しようとするのはリスクだったが、長いマセラシオンは、試飲するたびに美味しくなるのを感じた。
2018年に最初のヴィンテージを醸造。
彼らは、より密接に連携し、地元の葡萄の伝統を守っていきたいと考えている。
そしてさらにこの地域とのつながりを保つために、シードルのプロジェクトにも携わっている。

1本1本のボトルに触れ、手作業でワックスをかける。
お金のためでも、経営上のストレスのためでもなく、単純に、農業とワインがあるライフスタイルを彼らは愛しているのだ。

(インポーター様資料より)

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