FLORA / フローラ 2022

自然派ワイン

醸造方法

土壌:白亜質のチェルノーゼム(黒い土壌)
畑:ホルツヴェーク 樹齢64年 ビオディナミ農法
収穫日:2022.9.3 & 2022.9.29
ボトリング:2022.11.15
総酸:6.6g/L
残糖:1.0g/L
除梗、プレスした後、13時間のスキンコンタクト。
ステンレスタンクにて自然低温発酵後、寝かせてボトリング。
SO2に関しては、ボトリング時にごく少量のみ使用。

ワイン情報

青りんご、白い花、若干のペパリーな香り。
フレッシュかつ、丸みとボリュームのある果実味。
酸もありますが、ミネラル感が強く、ハーバルな余韻が続きます。
野菜、チーズ、豚肉、鶏肉料理、和食やアジア料理との相性も良いワインになります。

フローラとはローマ神話に登場する花と春と豊穣を司る女神。
花の香りが特徴的なワインなので、フローラと名付けました。
また、2000年前にカルヌントゥムに葡萄の木をもたらしたのはローマ人だと言われています。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

オーストリア・ニーダエスタライヒ州・カルヌントウム・ゲッテルスブルンにて、ワインの醸造を娘のビルギットが行い、母親のグレーテは蒸留酒を生産している、女性によるワイナリー&蒸留所。
1876年よりワインを生産、ハードリカーの生産は近年からで、2010年より開始。
銅製スチルの分野における有力な国際エンジニアリング会社である、ドイツのカール社製の単式または連続式蒸留に切り替えることができる蒸留器で、用途に合わせて蒸留をしています。
ビルギットは、『私にとって、ワインは夢と冒険です。気候、土地、葡萄、それぞれが自然とつながり、ワインが作られる。
そして、楽しい時間、美しい食事に繋がっていくことを祈っています。』と語り、全ての葡萄をビオディナミ農法にて育てています。
各葡萄品種の個性や土壌の特徴を活かしながら、フェミニンでエレガントなワインを生産。
それは表面的ではなく、内面的に表れています。
繊細でライトな白ワインからエレガントで深みのある赤ワイン、全てのワインに共通しているのは、たっぷりで柔らかな果実味を充分に感じられることです。
ブドウ畑は、6ヘクタール、60%は黒葡萄(ツヴァイゲルト、メルロー、ピノ・ノワール、ブラウフレンキッシュ)、40%は白葡萄(グリューナー・ヴェルトリーナー、ゲルバー・ムスカテラー)を生産。
ラベルやワインのネーミングに、女性ならではのセンスが感じられ、ファンシーでチャーミング。
また、蒸留所に関しては、ワイナリーと併設されており、母グレーテによって、ジン、シュナップス、ブランデーなどを生産しています。
庭や畑から取れた健康で熟したフルーツやハーブ、グレーテが選定したボタニカルを使用し、蒸留から瓶詰まで、グレーテにより行われています。
ワイン同様、決して派手ではなく、柔らかく、ボタニカルや果実の旨味を表現した極少量生産の女性によるクラフト蒸留酒を生産しています。
2020年のヴィンテージより、ドイツ・オーストリアなどを中心に農作物・食品のオーガニック認証を行っている機関 lacon の認証を取得。

(インポーター様資料より)

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