No.1 / ヌメロ・ウノ 2018
醸造方法
9月2週目頃手摘み収穫、除梗せずソフトプレスで一番搾りの果汁のみ使用。
ステンレスタンクで自生酵母によるアルコール発酵。そのまま10か月熟成。
ノンフィルター、無清澄(自然に任せて)。
瓶詰め時に微量のSO2を添加。
ワイン情報
繊細で落ち着きのある印象。
蜂蜜や桃、藤の花から干し草、ローストしたヘーゼルナッツやバルサミコの香りへ。
卵、魚料理、ステーキタルタルなどと相性が良い。
生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)
ヴィエンナ・ワイン(VNA)の歴史は、1982年、フィオリ家の人々によって開始しました。
ロンバルディア州オルトレポ・パヴェーゼ地区のトラッツァ・コステの近くにある、ワイナリーを併設した土地を譲り受けたのです。
そしてこの地区の伝統的なブドウ品種を使い、自家用ワインを造っていました。
2015年、ワインの世界に情熱を傾けるようになった息子のアレッサンドロとフェデリコは、自ら事業を引き継ぐことを決め、ワイン造りを開始。
彼らは革新的な方法で、何よりも自分たちの住む土地を尊重し、自然のリズムと調和した健康的な農法を用いて、これを実現しています。
草は自然に生え、肥料は制限され、もちろん有機栽培が基本です。
こうして、情熱と実験に満ちたVNAの冒険が始まりました。
この土地は、最新の土壌モニタリング技術によって完全にマッピングされており、誰が、何を使って仕事をするのか、1平方メートルごとに把握することができます。
ブドウ畑で使用される製品は天然由来のものであり、いかなる合成分子の使用も禁止されています。
カンティーナでも同様で、瓶詰め時にワインを保護するために、1リットルあたり数ミリグラムの二酸化硫黄(亜硫酸塩)を添加することだけが許されています。
また彼らは、どのような業務においても、できるだけプラスチックを使用しないように注意し、再利用やリサイクル可能な材料を常に探しています。
” ここ数年来の気候変動は、ブドウの木を育てる環境条件に大きな影響を与え、最終製品にも必然的に影響を及ぼしています。
気象現象がますます激しくなり、被害が拡大していることをこの目で見て、このプロセスを遅らせ、人間と自然がバランスをとって共存できるように、私たち一人ひとりが役割を果たすべきことを認識しました。”
最も古い畑は樹齢50年以上。
地ブドウ品種はクロアティーナ、ウヴァ・ラーラ、リースリング・イタリコ。コルテーゼ、バルベラ、フレイザといった品種を隣国のピエモンテと共有していますが、シャルドネ、ピノ・ノワール、シラー、メルローといった国際的なブドウ畑もあります。
” 私たちは、最高の革新とは結局のところ、伝統を尊重することだと固く信じています。
私たちはオルトレポ・パヴェーゼの西部に位置し、カステッジョから数キロ、アレッサンドリア県から20キロ弱のところにあります。
この近さこそが、コルテーゼやバルベーラといった特定の品種をピエモンテと共有することにつながり、私たちのワイン観に影響を及ぼしているのです。
ローマ時代にはすでにブドウ栽培が盛んで、歴史と伝統がワイン生産に適した土地であることを物語っているのです。
VNAでやりたいことは、逆説的ですが、それほど目新しいことではないのです…。”
(インポーター様資料より)
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