Tout Nu & Tout Rose / トゥ・ニュ・エ・トゥ・ロゼ 2021

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醸造方法

AOP Corbières。
カリニャン(樹齢約70年のVV)50%、サンソー(樹齢約50年のVV)30%、グルナッシュ(樹齢約10年)20%のブレンド。
近隣3村に合計4ha。粘土石灰質土壌。収量は25~35hl。
コンクリート製タンクで醸造。
SO2は一切不使用。

ワイン情報

セニエ法によるロゼワインです。
作品名の「トゥ・ニュ・エ・トゥ・ロゼ」は「まったくもって裸、まったくもってロゼ」という意味で、生産者が大好きな歌手「カルロス」の「Tout nu et tout bronzé」(みんな裸、みんな日焼け)というゴキゲンな歌(https://www.youtube.com/watch?v=ynDmiMoAUzQ)をもじったものであると同時に、SO2を一切使用していない(生のままの)ワインを、裸に例えたものです。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ナルボンヌの西、地中海沿岸部のタレラン村に1960年より続くぶどう栽培家の家系で、2011年に5代目のマニュエルとグザヴィエの兄弟が継承しました。
2014年に22ヘクタールに及ぶ全所有畑でビオロジック栽培を開始し、2018年に「ECOCERT」の認証を取得しました。

「もともとは地球環境のために自分たちができることをしたいと考えてビオロジック栽培を開始したのですが、そのうち土壌がふかふかになり、ぶどう樹の葉の色が鮮やかになり、弾けるようにピチピチとしたぶどうが実るようになりました。
やがて、(ビオロジック栽培で認められている)銅を畑に撒くことに疑問を抱くようになり、代わりにハーブやティザンヌ(調剤)といったビオディナミの手法を採用するようになりました。
実は私たちの畑も、野生のラベンダーやローズマリー、タイムなどの群生に囲まれているんです!」

「大自然に即した栽培方法を確立したことで、タンクから試飲するワインが、まるで生きているようにジューシーな口当たりになりました。
そこで、なんとしてもこの美味しさをそのままボトルに閉じ込めたいと思い、SO2の使用をやめることにしました。」

2021年には、フランス農務省やINAO等のフランス当局が10年の歳月を経てヴァン・ナチュールを公式に定義・認可した、「Vin méthode Nature」にも加盟しました。

「SO2を使用しない醸造は酸化やバクテリア汚染のリスクと常に背中合わせで、高度な衛生管理や醸造技術が求められます。
例えば私たちは、収穫時に腐敗果を完全にシャットアウトするために、2ステップの段階を踏んで選果を徹底しています。
「VmN」の理念や技術指針は非常に完成されたもので、私たちの指針ともなっています。」

フラッグシップのコルビエール・ルージュ「クー・ド・リュンヌ」は、一口飲むと体中の細胞が目覚めるような、みずみずしい生命感に満ち溢れた作品です。
しっかりとした飲みごたえがありながら、飲み飽きせずいつまでも楽しんでいられるような、最高度のバランスを誇ります。
完熟してよく練られたタンニンがたっぷりと含まれているため、肉料理全般やチーズとの相性が抜群で、フランス・ミシュラン3つ星「オーベルジュ・デュ・ヴュー・ピュイ」、2つ星「ドメーヌ・ドーリアック」「ピュイ・サン・ジャック」等々南仏の最高級レストランもこぞってオンリストしています。

(インポーター様資料より)

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