シードル はくろ 2020

自然派ワイン

※おひとり様2本までのご購入とさせていただきます。
※開栓前には冷凍庫で十分に冷やして瓶を振らずにゆっくりと開栓して下さい。

醸造方法

自社畑のリンゴを破砕して化繊の袋に入れて、空圧式のメンブレンプレス機で強い圧力で
一気に搾汁。
開放型の木桶発酵槽(vat)にて野生酵母で発酵が始まるのを待つ。
デブルバージュは行わず発酵を促す加温も行わない。
約2週間でアルコール発酵が始まり、仕込み始めてから約1ヶ月半後に発酵の途中で瓶詰。
アンセストラル製法(瓶内1次発酵)で辛口に仕上げる。
瓶内で25ヶ月熟成後、澱を取り除くためのデゴルジュマンを行い、甘さの調節も行わない。
仕込みから瓶詰まで一切の亜硫酸は添加をしておらず、無濾過、無清澄、無補糖、無補酸。

ワイン情報

吹きこぼれ防止のため澱を取り除くデゴルジュマンをしていますが若干の澱があります。
開栓前には冷凍庫で十分に冷やして瓶を振らずにゆっくりと開栓して下さい。

ステンレスタンクによる発酵とは異なる柔らかさ、2年熟成による丸み甘味が特徴。
ふじリンゴ100%の酸味苦み渋みのバランスがとれた味わい。
フレッシュさのある、みずいろ・あおとは雰囲気が違い、VATで発酵させた事と瓶の中でオリと共に24ヶ月寝かせていた事が上手くキャラクターに出ています。
味のボリューム感というのも大切ですが、はくろは八朔のような心地よい苦味と落ち着いた果実味で食事と合わせて頂く事でよりその個性が引き立つと思います。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ぶどう本来の力を引き出した栽培方法の確立とそのポテンシャルを隠さない醸造

私達はフランスの多くのナチュールの造り手達のワインに出会い、その考えに感銘を受け目の前にあるワインが全てを語ることを知り、同じ道を日本で志し日本のヴァンナチュール造りを目指しています。

私達人間は世の中の全てのことを理解することはできません。
目に見えるもの考えつくことの範囲だけで解決し知った気になってしまいます。
畑の中に生きているのは目に見えるものだけではなく、土の下にも空気中にも見ることのできない生き物がいます。
忘れてはいけないのがそれら目に見えるものも見えないものも全ての生き物の恩恵を受けていると感じながら作業にあたる事だと思っています。

ワインやシードルは嗜好品です。
人それぞれに好みがあると思います。
でもただ好きとか嫌いではなく私達の目指すものは身体にじんわり染み込んでいくような柔らかさを持ったものです。
ハイテンションになるというよりも口角が少しだけ上がるようなそっと寄り添うワインを造りたいと考えています。

(生産者様資料より)

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