ドメーヌ・キンツレー

詳細・歴史

ドメーヌ・キンツレーは、フランスのアルザス地方、グラン・クリュが多く点在する銘醸地**リボーヴィレ（Ribeauvillé）**に居を構える老舗ドメーヌです。その歴史は古く、1866年に設立されました。

現在は、当主のアンドレ・キンツレー（André Kientzler）氏がドメーヌを率いています。キンツレー家は、何世代にもわたりこの地でブドウ栽培とワイン醸造を行ってきた経験と知識を基に、アルザスの伝統とテロワールを尊重したワイン造りを続けています。

彼らは、テロワールの個性を最大限に表現することを目指し、特にアルザスの主要品種であるリースリングやピノ・グリ、ゲヴュルツトラミネールといった品種の可能性を追求しています。

畑とワイン造り

ドメーヌ・キンツレーは、リボーヴィレ周辺に13.5ヘクタールの畑を所有しています。

特に注目すべきは、アルザスを代表する数々の**グラン・クリュ（特級畑）**に区画を所有している点です。これにより、彼らのワインは複雑性、ミネラル感、そして長期熟成のポテンシャルを兼ね備えています。

主要グラン・クリュ:

• ガイスベルク（Geisberg）
• キルシュベルク・ド・リボーヴィレ（Kirchberg de Ribeauvillé）

彼らのワイン造りは、テロワールの特性を尊重し、ブドウのポテンシャルを最大限に引き出すことに重点を置いています。その結果、生まれるワインは、アルザスの地品種の華やかなアロマと、リボーヴィレのテロワールがもたらすミネラル感、そして見事なバランスが特徴です。

長年の伝統と、厳選された特級畑のブドウから生まれるキンツレーのワインは、アルザスワイン愛好家から高く評価されています。

インポーター： ラフィネ