ザナドゥ

豪州カベルネの頂点に君臨する「理想郷」:ザナドゥ・ワインズ

「ザナドゥ」とは、伝説に登場する「桃源郷(理想郷)」を意味します。その名の通り、マーガレット・リヴァーの恵まれたテロワールを、醸造家グレン・グッダル氏率いるチームが芸術的なまでの精度でボトルに封じ込めています。

前人未到の「9年連続」トロフィー受賞

資料にある「6年連続」という記録はさらに伸び、ナショナル・ワインショー・オブ・オーストラリアにおいて、なんと9年連続(2019年ヴィンテージまで)でカベルネ・ソーヴィニヨン部門のトロフィーを受賞するという、オーストラリアワイン史上空前の快挙を成し遂げました。

2018年には、豪州赤ワイン最高の栄誉である「ジミー・ワトソン・トロフィー」を受賞。さらに直近の2025年IWSC(インターナショナル・ワイン&スピリット・コンペティション)においても、2023年カベルネ・ソーヴィニヨンが98点という最高スコアを獲得し、「世界のベスト・レッドワイン」の一つとしてトロフィーに輝いています。

名匠グレン・グッダル:飽くなき探求心

この快進撃の立役者である醸造主任、グレン・グッダル(Glenn Goodall)氏は、2023年にオーストラリアで最も権威ある『ハリデイ・ワインコンパニオン』にて、全土の造り手の頂点である「ワインメーカー・オブ・ザ・イヤー(最優秀醸造家)」に選出されました。

「品種と畑の声がグラスの中で最も大きく響くべきだ」と語る彼は、看板のシャルドネやカベルネで頂点を極めてもなお、資料にある通りグラシアーノマルベックといった品種にも情熱を注いでいます。その好奇心こそが、ザナドゥに常に新しい命を吹き込んでいるのです。

三つの個性が織りなすラインナップ

ザナドゥのワインは、どの価格帯においても一切の妥協がありません。

  • DJLシリーズ: 創業者ジョン・ラガン博士の名を冠した、フレッシュで現代的なスタイル。
  • エステートシリーズ: マーガレット・リヴァーのテロワールを体現した、数々の賞を総なめにする定番。
  • スティーブンズロード: 特定の単一畑(シングルヴィンヤード)から生まれる、究極の凝縮感と気品を備えたトップキュヴェ。

10年、20年先を約束する「熟成の証」

2018年に「プロヴァナンス・アワード(熟成の証明賞)」を受賞したことが示す通り、ザナドゥのワインは時間の経過とともに驚くべき複雑さを増していきます。リリース直後の鮮烈な果実味も魅力ですが、セラーで数年、十数年と寝かせることで、真の「理想郷」のような深みへと到達します。

インポーター:コロニアルトレード

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