Les Petits Ducs Cotes du Rhone Rouge / レ・プティ・デュック コート・デュ・ローヌ ルージュ 2020

自然派ワイン

醸造方法

2ha。小石混じりの砂質土壌・平均樹齢30年。収量は20hl/ha。
セメント製タンクで発酵後、8カ月熟成。
収穫から瓶詰めに至るまで、SO2は不使用。

ワイン情報

「レ・プティ・デュック」は、ドメーヌや畑の周りの木に毎年たくさんの巣を作るコノハズク(フクロウ)です。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

シャトーヌフ・デュ・パプ村とリラック村に挟まれたロックモール村に1758年に建立されたこの可愛らしいシャトーには、礼拝堂が併設しており、かつては聖職者によって運営されていました。
1992年、スペインで弁護士をしていたラモン・レアル・アラゴンシージョと奥さんのエルスは、旅行でたまたま訪れたこの村の自然や風土に魅せられて移住を決意。
当時廃れていたこのシャトーを購入してぶどう栽培を再興させると同時に、地元の芸術愛好家たちによる手作りコンサートや演劇のために礼拝堂を開放するなど、この地の文化の復興にも貢献を続けています。
そして2017年、法律事務所に勤務していた彼らの娘サスキア・ゴツィーは、職場結婚した夫のモーリスとともに帰郷してシャトーを継承し、ワイン造りに生きる道を選択しました。

「当初は父のように弁護士になろうと思っていたのですが、やはり父や母のように(笑)
私たち夫婦も自然を心から愛していますので、ヴィニュロンヌになるのは必然だったのかもしれませんね(笑)」

継承初年度より所有畑の全面積でビオロジック栽培を開始し、また2020年には、フランス農務省やINAO等のフランス当局が10年の歳月を経てヴァン・ナチュールを公式に定義・認可した「Vin methode Nature」にも加盟しました。

「最初からヴァン・ナチュールを造ろうと決めていました。
ただナチュールは玉石混合で、私たちには「??」と感じるものもたくさんあります。
清麗で美味しいナチュールを造るための理念や定義について模索していたところに「VmN」との出会いがあり、心から納得してナチュールを造りはじめることができました。」

醸造は清潔を極めた設備環境の中、SO2を一切使用せずに行われています。
彼女の作品「フクロウたち」を口に含むと、みずみずしくきれいな果実味がすうっと、じんわりと、体と心に染み込んできます。
自然に笑みがこぼれてしまう美味しさです。

(インポーター様資料より)

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