GaraMogi / ガラモギ 2022

自然派ワイン

醸造方法

製造本数:1072本
委託醸造:イエローマジックワイナリー
デラウエアを主体に、抜群に香るナイヤガラとコクのあるスチューベンを使用。
収穫後1日以上冷暗所で粗熟をとり、房ごと破砕して、低温の醸造室で皮と梗といっしょに3週間発酵。
その後バルーンプレスで搾汁しさらに2週間発酵。
酸化防止剤不使用・無濾過。

ワイン情報

ここで使われている葡萄は、すべて自社生産の有核ぶどう(種あり)です。
皮からも梗からも美味しさを引き出したボリュームを感じるオレンジワインです。

「がらもぎ」は、山形の果樹農家の間で、“すべて収穫する”という意味でつかわれる言葉。
畑になった異なる品種のぶどうを全て収穫して、そのまま醸造したフィールドフレンドの魅力を、一家農園のロゴマークのモチーフであるオオカミで表現。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

山形県東根市の東部の山間で、
・ワイン用葡萄(ぶどう)
・りんご
・桃
を生産している果樹園です。

『自然と調和した農業の仕組みを作る』ことを念頭にできるだけ、化学物質などが軽微で自然の環境に戻ろうとしている耕作放棄地を選んでぶどう畑へと整備します。
現在は、自社の葡萄を県内のワイナリーで委託醸造して、自社で販売しています。
現在はデラウエアでワインを作っており、2020年からピノノワール、シャルドネ、カベルネソービニヨン、ソービニヨンブラン、リースリング、マスカットベリーAなどを定植し、今後ワインとしてもバリエーションが増えてまいります。

我々が自然栽培を選択して、果樹に取り組んでいるのは、「自然と調和した農業の仕組みを作る」ためです。
陸や海などには、さまざまな生き物が棲み、多くの植物で地表が覆われた地球。
生態系の頂点に立つ人類は、その自然のバランスを変えられてしまう存在です。
本来あるべき自然の姿から遠ざかった農業は、さまざまな地球規模の問題を抱えていると思います。
かつて日本にもいたオオカミは、生態系の頂点にあり、バランスを司る存在でした。
西欧諸国では、家畜を襲う悪者とされて、童話などでもそれが色濃く反映されていますが、日本では、自然のバランスを司る存在として崇められていると考えます。
この地球の未来を考えたとき、我々が学ぶべき存在こそオオカミであり、「自然との調和とは何か?」を教えてくれる存在だと考えています。
あらゆる生き物と共存した生態系の中で、我々の生きる糧を得る。
自然栽培を紹介するとき、「農薬や肥料に頼らず、自然の力を生かした栽培」としていますが、我々が見据える未来の農業のあり方は、【生態適合農業】と呼び、「あらゆる生き物と共存した農業の仕組みを作る」ことであります。
目指す先がオオカミの存在に重ね合わせていることからロゴデザインのモチーフにすることにいたしました。
人類史上最も古くから親しまれ、世界中で飲まれているワイン。
ワインを媒体に、自然との向き合い方を世界に問いかけたいというのが私たちの想いです。

(ワイナリー様資料より)

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