GLOUGLOU REMIX / グルグル・リミックス 2021

自然派ワイン

醸造方法

主要品種は山梨県北杜市白州町にあるCity Farmさんのソーヴィニョンブランとシャルドネ。
長野県境にほど近い茅ヶ岳山麓、正面に八ヶ岳を望む畑は標高750mの高地でぶどうを育てています。
2021年ソーヴィニョンブランは完熟するのが難しい年だったそうですが、例年通りこの土地特有の清涼感のある味わいのぶどうを届けてくださいました。
同じくCity Farmのシャルドネは、金色にも近いような美しく完熟した状態。
そして山形県おきたま産の完熟デラウェア。
ソーヴィニョンブランはダイレクトプレス(白)と醸し(オレンジ)の二種類をそれぞれで醸造後、ダイレクトプレスのデラウェアとブレンド。
シャルドネは木樽発酵・熟成ののち、ステンレスの20Lタンクで小分けにそれぞれ容器で貯蔵。
瓶詰前に全てブレンド。無濾過、無清澄。
生産本数:809本

ワイン情報

GlouGlou(グルグル)=ごくごく飲んでしまうようなワイン、をコンセプトにブレンドしています。
もともとは全て自社レストラン用にブレンドして貯蔵していたものですが、それぞれがあまりにも美味しく個性的だったので、ごくごく飲めるバランスの味わいで再度ブレンドして(なのでリミックス)出来上がりました。
City Farmさんのソーヴィニヨンブランは毎年糖度がそこまで上がらないので、その分独特の酸や華やかな香りとすっきりとした味わいに出来上がるのが特徴です。
そこに味わいのミドルに置きたい軽やかな厚みのあるデラウェアと、口の奥の方で感じる蜜っぽい酸と香りのシャルドネを最後の余韻に。
それでいて飲み口はあくまでも軽やかなので、ついついごくごく飲んでしまう。
独特の酸化のニュアンスや、和柑橘のような苦味のある酸など、いろいろな要素が駆け巡りますが、そんなことを考えているといつのまにかボトルが空いている。
そんなワインに仕上がりました。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

2010年、ワインショップFUJIMARUやカーヴ・デ・パピーユなどワインショップを経営する株式会社パピーユが、ボランティア数名とともにカタシモワイン&フード(通称カタシモワイナリー)より、柏原市大県(おがた)にある『堂の内畑』(マスカットベリーA)を借り受け、カタシモワイナリー内にて委託醸造を開始、『ドメーヌ・デ・パピーユ』ブランドのスタート。

2011年、耕作放棄地であった『岩崎谷畑』を大阪府の外郭団体みどり公社の斡旋で地主さんより借り受ける。
再開墾し垣根仕立てのぶどう畑(メルローなど)を造成。

2012年、高井田にてデラウェアとベリーAの畑を新たに賃借。
また、羽曳野市の飛鳥ワインにて太子町のデラウェアを委託醸造。

2013年、大阪市中心部、島の内にて醸造所を設立。
自社畑産ブドウのほか大阪や日本各地から買いブドウを仕入れて醸造しています。
日本でも類を見ない都市型ワイナリー『島之内フジマル醸造所』です。
2013年以降はすべて島之内フジマル醸造所にて醸造。
そして2015年8月には東京・清澄白河にフジマル醸造所をオープン。
こちらではおもに東日本のブドウ栽培農家さんから原料葡萄をわけてもらって醸造しています。

ぶどう造り:
約2haの自社管理畑のブドウから造ったワインは「キュベパピーユ・シリーズ」としてリリースしています。
その他に日本各地から質の良いブドウを仕入れ醸造を行っています。
自社管理畑ではボルドー液以外は年に2~3回ほどの防除のみと減農薬を心がけ、農作業はすべて手作業で注意深く行いました。
収穫されたブドウは選果、粒よりし健全な粒のみを使用。ワインをお飲みになるお客様の顔を想像しながら、スタッフとボランティアの方々とで力をあわせワインを造りました。
本当にたくさんの人に手伝っていただいたおかげで私たちのワインは出来上がっています。

(ワイナリー様資料より)

 このワインを購入したい方はこちら

ピックアップ記事

関連記事一覧