叡智 2022

自然派ワイン

ワイン情報

※当銘柄は2022年2023年のみ行う醸造スタイルとなります。

洗練されたアロマと滑らかな果実味の入り口からしっかりと感じるミネラルが広がり、それらをぐっと酸が支えどっしりとした印象ののち全体的にキリよくしまります。
今までのNatanとは一味違い、ドスンと構えるタイトな骨格。
アロマティックでクラシックな姿はこのときだけ…。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ソムリエとしてお客様に伝えたかったその想いは、いまの原点であり信念である。
栽培では環境を整えることを重視し、「人間の主観で美しい状態」ではなく「葡萄が他生物と共存共生する多様な状態」を目指し、この地でこの圃場が存在する意味を意識しながら開墾から栽培を行っております。
醸造に関しても、葡萄それぞれの個性を活かすことを基本とし、添加物に頼らず、温度や気体などの環境資源とともに味わいを引き出していくことをモットーにしています。
濾過は行わず、素材のありのままをお届けします。生きたワインたちとの、その瞬間瞬間の二度とない出会いを感じていただけることを願っております。
私共は、栽培・醸造・お客様とのご縁に対し一貫して『and love』の理念のもと向き合いつづけます。

・栽培について
葡萄畑が皆無だったここ徳島県三好市。
そこでゼロから始めたワイン用葡萄栽培は「先人のいない手探り状態」でした。
大切な想いは「ともに自然に生きること」。
人間の都合でスケジュール立てた薬品使用で付き合っていく関係性は、私にとって不自然だと感じました。
一生付き合っていくなら、「お互い無理のないように…」。
「無農薬」は目指していません。
でも、要らない処置はせず、私たち人間は、葡萄たちがこの地で長く健康に暮らしていけるように、環境整備に徹します。

・醸造について
Natanのワインは『無添加』『無清澄』『無濾過』です。
(酸化防止剤は極少、もしくは無添加)
自然界が生み出した作物である葡萄のみで仕上がるワイン。
その時間の中には、微生物の生命活動が行われ、気体や温度などの環境に影響を受けながら様々な個性を発揮し、複雑に味わいをつくりだしていきます。
そんな自然物たちの芸術をそのままお届けしたい。
それが不格好であっても愛おしい。
そう考えるNatanは、葡萄の音や香りや味わいを感じながら、要素のデータ算出を参考に、気体や温度、作業のタイミングなどにより、ワインへと変化してゆく道筋を誘導しています。
そんな自然の産物をそのまま感じていただければ幸いです。

・葡萄酒醸造所なわけ
Natanが生み出すワインの目指すところは、「日本人の味蕾が心地よい味わい」です。
日本食で育った私たち日本人が、構えずに食と味わえる液体。
海外へ向けて想像することはありません。
なので、Natanはワイナリー表記ではなく「葡萄酒醸造所」としています。

(ワイナリー様資料より)

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