Katz’en Bulles Riesling / カッツ・アン・ブル リースリング 2019

自然派ワイン

醸造方法

フードルで11ヶ月間発酵・熟成後、糖がわずかに残った状態で瓶詰め
ノンデゴルジュマン
無濾過・無清澄
SO2無添加 トータル:12mg/L未満

ワイン情報

「ルシャンデアルエット」で使用するカッツェンタールの花崗岩で育つリースリングで造ったペットナットです。
貴腐ブドウを含むリースリングを11ヶ月間発酵・熟成、糖がわずかに残った状態で瓶詰め、ノンデゴルジュマン仕上げです。
濁る黄金色にわずかな泡、マンダリンオレンジを絞った時のジューシーな香り、泡のプチプチ感は口中に拡がり黄桃の香りと旨みが溶け込み、長い余韻へと続きます。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

アルザス地方のコルマールよりすぐ北のAmmerschwihrという村に位置するDomaine Binnerは1770年からワイン造りを行っている、非常に名門の家族です。
醸造に関しては農業本来の姿をモットーとして、無農薬を徹底し、SO2もほとんど使用しておりません。
今でこそ無農薬のスタイルが見直されておりますが、お父様の時代には化学肥料がもてはやされた頃でした。
その時代にもかたくなに一貫して無農薬の農業を続けました。
まわりの人に変わっていると散々言われましたが、このスタイルを一貫して守り続けた造り主です。
収穫も手で行っている為、家族だけで手入れが出来る11haの畑を大切に守っております。
アルザスでは決して大きな造り主ではありませんが、先祖代々から大切に受け継がれた財産は、カーブの中1つとってもうかがえます。
まず古いヴィンテージのワインが数多くストックとして残っており、アイテムが多い為に各ストック場所がCaveの地図で管理されているのです。
歩いていると偶然1955年のリースリングを発見、珍しいヴィンテージなので、譲ってくれないかと申し出たら瓶を見せてくれて、「目減りがすごいので譲りたいが残念ながら出来ない」と、品質に関する徹底した姿勢が伺えました(実際は大丈夫な程度なものですが…)。
Binner家のワインの味わいはウルトラ自然、一度飲んだら誰でも忘れることが出来ない程、印象的な香りと厚みとエレガンスを備えたスーパーワイン。看板商品です。
アルザスリースリングと言えば、ビネールと言われる程、最近ではお陰様にも認知度もあがって参りました。
こういうワインを扱わさせて頂く事に誇りを感じます。(新井順子)

(インポーター様資料より)

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