Monologo Sauvignon Blanc Organic / モノロゴ・ソーヴィニヨン・ブラン・オーガニック 2021

自然派ワイン

醸造方法

標高450m オーガニック認定の済みP704区画はソーヴィニヨンブランの単一区画。
花崗岩(グラニット)土壌。
大樽でのステンレスタンク低温醗酵、マロおよび熟成期間なし。
9月11日に収穫。
糖分 <1.5 (LQ) 検出不可値の超低糖ワイン。
SO2 61.2mgの低SO2

ワイン情報

若いハーブの爽やかでフレッシュな完璧なアロマ。
口に含むと実に滑らかで、優しく流れる清流の様な飲み口、すぐに押し寄せる旨味をたっぷり含んだミネラリーなテイスト。
綺麗すぎる酸に驚かされ、ミネラルとタンニンに良く馴染んで、ソーヴィニヨンとして珍しく、食を誘います。

自然酵母、オーガニック認定、ビーガンワイン認定。
ニュージーランドやロワール、チリのボルドーのソーヴィニヨン・ブランの中には存在しなかったミーニョ。

ポルトガルのオリジナリティのある柔らかでフレッシュでピュアで純真無垢な透き通ったような味わい。
こんなソーヴィニヨン・ブランが世界にあるという喜びを感じさせる、類の無い美しすぎる、無垢すぎるオンリーワンワイン。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ヴィーニョ・ヴェルデ最南端のエリアとなるバイアン。
ミーニョ川よりもドゥエロ川の影響を強く受けるこのテロワールは一般的なヴィーニョ・ヴェルデとは大きく異なるワインを生む。
といっても他には殆ど生産者がおらず、 A&D のワインは実に孤高の存在とも言える。
レジオン独特の炭酸ガスも添加しない、長期熟成に耐えるハイセンスな白ワインを独占的に造る超レアワイナリー。
畑を一目みれば、ここはドウロ?かと思えるほど段々畑が一面に広がる、素晴らしいランドスケープに圧倒される。

​高台のアラバルテ農園まで標高490m。
スペインのマンチュエラやリベラ・デル・ドゥエロ等の標高1100mと比べると低い標高に感じるがポルトガル内では最高峰クラスでワイナリーから見下ろすと、
目がくらむ程、間違いなくとんでもない高所にあるという事をまざまざと見せつけてくれる。

アレクサンドル・ゴメス氏が実家の葡萄園を引き継いだのは2005年。
それまでは電気系のエンジニアとして財を成して来た。生粋のジェントルマンだ。
「子供のころに親しんだ農園が徐々に廃れていくのを見ていられなかった。」
そんな想いから第2のキャリアをスタートさせた。
実際、ポルトガルの農業従事者は減少していて、現状を変えなければこの伝統的なワイン生産国に未来はないと考えているのだそうだ。
醸造設備を新たに設け、さらに古木を多く含んだ7haの畑を購入。
2009年に待望のファーストリリースとして“エスピニョーゾス”を造り上げた。
シャルドネをブレンドしたこのワインはたちまち大きな評価を受ける事となる。
一般的に凡庸なワインの多いヴィーニョ・ヴェルデの中で、明らかに国際的な市場を意識した味わいだった。

A&Dのヴィーニョ・ヴェルデは発泡していない。
「ガス注入していないからだ」ゴメスさんはさらっと言う。
すべての生産家がそうではないだろうが、凡庸な造り手のヴィーニョ・ヴェルデは賞味期間を延長するためにCO2を使う。
伝統的にガスを残す造りなのだと思っている人も多いが、後充填した二酸化炭素を添加しているメーカーがほとんどのエリアだ。
しかも早飲みのワインで長期熟成には向かないワインがほとんど。
そういえばこの地域のワインは、アラビアガムなど添加物の使用が多い事もよく知られている。
多くのヴィーニョ・ヴェルデがもつ過度の残糖分、だから冷たい間はフレッシュで美味しく飲めても、常温では飲めたものでは無いレベルのワインが実に多い。
全て本物のワインを造る事に第二の人生をかけている!ゴメスさんの最も熱い、こだわりのポリシーであり誇りだ。
※他は偽物と言う事では無く、ゴメスさんのポリシー、思考を指しています。
我々は何度も何度も訪問を重ねてきたが、毎回ゴージャスすぎる食べきれないほどの美味でセンスの良い料理でもてなしてくれる。
青々とした緑の最高のハイセンスなワインと最高の料理、澄み切った空気、酸素、そして絶景。
これ以上の贅沢なんて、世の中にないと、毎回至福を感じながら、感謝と幸福に包まれる。

ユニークなアリントやアヴェッソ、マルヴァジア・フィナといった地場葡萄や外来種。
シャルドネは国際市場を意識して始めたが、驚くほど完成度の高いワインになった。
ソーヴィニヨン・ブランもどこの国のソーヴィニヨン・ブランにも収まらない孤立した存在のワインになった。
標高の高い最良の区画から単一品種で仕込まれるモノロゴ・シリーズ はセンスがみなぎる綺麗すぎる絶品ワイン。
瓶での熟成はこれらのワインを更に進化させてゆく。

徹底した自然づくりの大自然の中の葡萄、高標高で冷涼な特別な葡萄から造られる、
モノロゴとカサドアラバルデは、どれもファーストアタックのシルキーでノーストレスな滑らかさに驚くばかりだ。
毎年新ヴィンテージをテイスティングするたびに感じる、綺麗さ、ピュアさ、センスの塊、塊、塊。
手前みそになってしまうが、これほどきれいなワインが他にあるのだろうか?と無垢な清潔感に毎年、毎回、惚れ惚れしてしまう。
エスピニョーゾスとレゼルバは古木がもたらす圧倒的な余韻の長さ、風格がある。
このエリアでこれほどのパンチ力、パワー、圧倒的な深さ、風格を持つワインは皆無だと感じる。
シングラーは、作ればすぐソールドアウトしてしまう、世界でも取り合いのワインになっている。
日本国内でも、ワインコンプレックスが主催したコンペティションでベストオイスターワインに選ばれたワインとなった。
ヴィーニョ・ヴェルデは早飲み!なんて、もう一昔前の伝説だろう。
ここでは早飲みでしか飲めないワインは1本たりと存在しない。

合計45ヘクタール中40ヘクタールがオーガニック認定取得済み。
残りの5ヘクタールも従来よりオーガニック造りしかしていない。

(インポーター様資料より)

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