Archie’s Shiraz / アーチーズ・シラーズ 2017

自然派ワイン

醸造方法

全体の約70%を全房発酵。
若干のマセラシオンカルボニックを経ていますが、このプロセスがとても興味深いものです。
ドライアイスやガスに頼りたくない為、発酵中の他グルナッシュを少しだけ足すのです。
こうする事で自然発生した炭酸ガスで古樽の内部と満たし、色や香りを自然と引き出す訳ですが非常に理に適っています。

ワイン情報

離婚を経て様々な苦難を味わいながら一人の男として成長を続けるヤウマのジェームスアースキン。
しかしながら別れた元嫁に纏わるアートワークやキュヴェは修正を加える事を余儀無くされ、皮肉にも増えた仕事へと注ぐ情熱は彼の作品群に大きな変化を齎しました。

元々レインドロップを作る為にジューシーなグルナッシュを収穫しようと契約をしたフォアマンブロック。
折角ならシラーズも是非、とオーナーから懇願されて始めた「鋭意的なシラーズ」へのアプローチはヤウマに於ける初めてのSO2フリーワインとなったのです。
それこそが2014年に生まれたアレッサ。
同じくSO2フリーで誕生したビグルズナッシュと共に今迄に見せた事が無いような表情を見せてくれた2つのキュヴェは素晴らしいインパクトを世間に与えたのですが、共に元嫁デニスの一族から由来した名前。
ジェームスは2015年から新しいアートワーク等を考えなければならなくなりました。

ジェームスの祖父から名を頂いた特別なキュヴェです。
ゴクゴク飲んで頂ければ幸いです。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

ヤウマはジェームス、デニス、ダンビーという3人のアースキン ファミリーが南オーストラリア州で手掛ける手作りのナチュラルワインです。
ワイナリーの名前は、ジェームスが随分と昔にスペイン カタルーニャ州のプリオラートで出会ったヤウマと言う創造的な若いワインメーカーの名前にインスピレーションを受けたものです。
2006年にオーストラリア最優秀ソムリエの栄冠に輝いたジェームス・ダンビー・アースキン。
世界最優秀ソムリエを目指すかと思われていた彼がその栄冠に輝いた直後にソムリエを辞めた事は誰しもが驚かされました。
ジェームスは既に決心していたのです。自分自身のワインを作る事を。
フランス・イタリア・スペイン・オーストリア・ドイツで研鑽を積みながら本当に自身が作りたいと思うスタイルに辿り着く訳ですが、ジェームスのスタイルは今正に世界中でインパクトを与えています。
ちなみにヤウマとはラテン語でジェームスを意味していますが、これはスペインでジェームスが出会った若き天才醸造家の名前でもあるそうです。
グルナッシュをシュナンブランを「心のブドウ」と言うジェームスが選んだ土地は南オーストラリアのマクラーレンヴェール。
シスト土壌に砂質土壌が層を成す過酷な環境で、家族と共に文字通り手作りで作る彼のワインにはフィネスがあり一般的に高いアルコールと思いボディを連想させる同地のワインとは格段の差があります。
サンスフルは勿論。
極力何もしないアプローチがヤウマのスタイルなのです。

(インポーター様資料より)

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