Pet En L’Air Vin de France / ペット・アン・レール NV(2018)

自然派ワイン

醸造方法

平均樹齢:45年
畑・土壌:花崗岩
栽培:ビオロジック、ビオディナミ
植密度:5,000本/ha
収穫:手摘み
醸造:熟成:ブドウを4時間かけて空気で圧搾。24時間デブルバージュしたあと天然酵母で自発的発酵。
収穫後、約3週間で瓶詰め。残糖がアルコールと炭酸ガスへと変わるペティヤン・ナチュレル。
2019年4月にデゴルジュマンして王冠。
残糖:2.5g/L
総酸度:3.48g/L
生産本数:1000本
クロージャー:王冠
認証:Euro Leaf/Demeter

ワイン情報

PETはペティヤンの略ではありますが、PET EN L’AIRという名前は18世紀のL’Art de Peterという高名な学術書に収録されている物語にインスピレーションを受けました。

アマゾンの王子と女王にまつわるその物語は厳格な人々に向けて書かれましたが…このワインは陽気で軽やかな気持ちをお届けします!

ワインの生まれ:小さな区画からのミュスカとヴィネック・シュロスベルグの頂点のリースリングを組み合わせることで、クリスピーでフレッシュな味わいになりました。

11月の発酵中に手作業で瓶詰めを行い、冬の間冷たいセラーに保管しました。

花崗岩の土壌がミュスカの美しいアロマとリースリングの溌溂さを育みました。

楽しみ方:朝食から就寝前まで、昼下がりのプールで。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

17世紀からアルザス地方コルマール市近郊Katzenthal(カッツェンタール)村でワイン造りの歴史を持つクリュール家。
1999年、ビオロジックとビオディナミを基軸としたVignoble Klur(ヴィニョーブル・クリュール)を継承しました。
彼らは当主の名前による「Clement Klur(クレマン・クリュール)」で名を馳せました。
2017年、クリュール家は家族の喜びを目的として「反成長」を選択します。
それは管理するブドウ畑を小さくし、自分たちが造るワインの生産量も減らすという決断でした。
Clement Klurというブランドと2014年から2016年のワインのほとんどをDomaine Leon Heitzmann(レオン・ハイツマン)に売却。
ブドウ畑の大部分も、同じくハイツマンに貸し出されました。
Clement氏は40年間のワイン造りを引退し、娘のElisa(エリザ)と共に少量の自然なワインを造る道を選んだのです。
クリュール家は、特級畑となる花崗岩のWineck Schlossberg(ヴィネック・シュロスベルグ)と粘土石灰質のHinterburg(ヒンテルブルグ)の二つの区画、わずか1.7ヘクタールの畑から新しいワイン造りをスタートさせました。
どちらも1999年以来オーガニック及びビオディナミの認定を受ける畑です。
2017年は5種類のワインを合計約6000本のみ生産されました。

2018年、アートとジュエリーを学んでいた娘のエリザ・クリュールは、ワイン造りへの興味も強くなりました。
そして、2019年からドメーヌに参画したのです。
エリザは自身のブランド「Tack&Glou」を設立して、アート、ジュエリー、そしてワインを生産しています。

私たちの哲学とワイン造り
私たちのブドウ畑はすべて斜面にあります。私たちはそのブドウ畑を優しく管理しています。
耕作には馬と小さなトラクター(Niko)を使います。
20年間のビオディナミ農法により生きた土壌がもたらされます。
ブドウの収穫・選定には特別な注意を払います。
そして最小限の介入で醸造を行います。
40年以上にわたるワイン造りの経験が私たちを助けてくれます。
ほとんどのワインは、全房を使って長い時間をかけてプレスします。
ゆっくりプレスする事で良質な果汁を獲得できます。
そして果汁はできる限り重力を利用して移動させます。ポンプの使用は最小限。
発酵は土着酵母を利用します。
白ワインはステンレスタンクでの長時間発酵と熟成。
赤ワインとオレンジワインは古樽での熟成です。

(インポーター様資料より)

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