Marina Rion / マリーナ・リオン 2020

自然派ワイン

醸造方法

コールドマセレーション、低い空気圧でゆっくりとプレス、低温での発酵。
糖分 3.3g (グラス1杯の糖分0.47g)。
総SO2量 51mg。

ワイン情報

ぺネデスの古代土着秀逸葡萄が、アルベット・イ・ノヤにより 完全に復刻。
他のワイナリーには無い、オンリーワン葡萄となっている、レア葡萄。
マリーナ・リオンは、オーダルの山々で再発見された先祖代々の 古代品種であり、それは現オーナーの曽祖母、家族の中で初代の 一員であった彼女の名前にちなんで名付けられました。
今では石灰質粘土土壌のVinya del Fèlix農園と言う マリーナ・リオン専用の畑を持つまでに増やしてきました。
標高300m南向き。もちろん収穫は全て手によって行われます。台木は41-B。
名前の無い葡萄は世界に多く存在する。名付け親アルベルトによって良い名前が授けられた。

フレッシュでパワフル、 個性のあるアロマは、ライチやアカシアとユリの白い花のようなエキゾチックなフルーツの香りが際立ち、トーストしたヘーゼルナッツの含みもあります。
口に含むと明るい酸味が とてもさわやかでピュアで新鮮。

オーガニック認定、ヴィーガンワイン。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

1903年、アルベット・イ・ノヤ 一家がペネデス地方のカン・ヴァンドレル農園に移住。
ふとしたことから、1978年、4代目であるジョセップ・マリア・アルベットがぺネデスで最初となる、
オーガニック有機農法による葡萄ブドウ栽培をスタートさせた、先駆者であり、パイオニア。
ぺネデスを含むスペインのオーガニックワインのトップリーダーワイナリーとして知られ、オーガニック造りの講師も務める。
ヨーロッパで最初の賞「ベストオーガニックカンパニー」を2009年と2011年にスペイン農業省より表彰されてるメーカー。

広大な85haもの自社農園の全ての葡萄は100%手で収穫される。
鉄分を多く含んだ赤土、チョーク層、化石層と白亜以前の石灰石土壌が際立つテロワール。
アルベット・イ・ノヤは古代品種の発見、復刻にも力を注いでおり、 アルベット・イ・ノヤだけが所有する、
ぺネデスの先祖の葡萄、古代品種ぺネデス土着の幻の高級黒葡萄ベラトや白葡萄マリーナ・リオンを毎年樹を増植させている。
また、背が高く伸びていく、特別なマカベオ等、オンリーワンの葡萄栽培を手掛けている。
ぺネデスでは女王と称されるチャレッロも多様なテロワールで研究を重ね、更に偉大な葡萄へと成長させてきた。

1903年開拓者としてゼロから始めた葡萄園、常にぺネデスの地に忠実で正直、土壌や環境、テロワール、文化、人々をも大切に尊んできた。
その他、ビオデナミック農法を取り入れた、雑菌に強い土の改良や微生物の研究。
自然でケミカルの物質を必要としない、葡萄の自然の力の研究。
ぺネデスでは、オーガニック農法の講師でもあるアルベット・イ・ノヤは研究開発の面でも一歩先を進んでいる。
CCPAEは、カタルーニャ有機農法性生産統制委員会が検査、承認するオーガニック認定。
EUオーガニックとして自動的にオーガニック認定の使用が認められている。

1970年代、デンマークの会社がぺネデスの葡萄園で有機ワインを造りたいがどなたか造り手をご存じで無いでしょうか?と問い合わせを受けた。
ぺネデス中、聞いて回ったのだが、どこにもなかったそうだ。当時は、誰も有機栽培について知る人は居なかった。
何の事だか全くチンプンカンプンで、断ったのはいいものの、ずっと脳裏から離れなかった。
開拓者であり、冒険者であるアルベット・イ・ノヤの血脈は有機栽培についての勉強と研究に明け暮れる日々が続き、
とうとう、1978年、4代目であるジョセップ・マリア・アルベットは、有機オーガニック栽培の冒険へと大きく舵を取り全面的に有機に転換を開始。
こうしてアルベット・イ・ノヤは、ぺネデスで最初のオーガニックの作り手となった。
ゼロからスタートしたアルベット・イ・ノヤの開拓者魂が起こした挑戦は、見事に成功を遂げて行った。
あのデンマーク人の言葉が無かったなら、有機への転換は2番手も3番手だっただろう。
ぺネデスで押しも押されぬオーガニックのトップメーカー冒険家、アルベット・イ・ノヤにより、この地から発信された技術は根付き、現在も発展を遂げている。

(インポーター様資料より)

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