Rosso di Montepulciano / ロッソ・ディ・モンテプルチアーノ 2004

自然派ワイン

醸造方法

収穫後、大型のセメントタンクにて約2週間のマセレーションを行い、野生酵母による醗酵を促す。
圧搾後、使い込んだ大樽(20~30hl)にて24か月以上熟成。
途中適宜オリ引きを行い、ノンフィルターにてボトル詰め。

ワイン情報

1700年代よりワイン造りを行ってきた彼ら、カンティーナには古くから残る大樽が数多くあります(すべてが30年~40年以上、中には60年以上使ってきたという貴重なイタリア産栗の木の大樽、現在は希少&高価すぎて手に入れることが非常に難しいのです!)。
大樽は空っぽの状態にしておくと痛みが早く、硫黄の燻煙や水で満たすなど様々な保管方法がありますが、薬品を使わず樽も傷まない一番の保存方法は、「ワインで常に満たしておく」事。
そのために、このワインを樽の保存のために使っていたというエリザベッタ。
「2004年は稀にみる素晴らしいヴィンテージだったので、例年よりも多くの収穫を得ることができたの。」
大量にある大樽をワインで満たしておくには、この2004はまさにぴったり!というわけで樽を保護するため、大樽で長い間満たしていたこのロッソ。
もちろんその大半は、すでにボトル詰めをして出荷していたらしいのですが、大樽数個分はボトル詰めすることができなかったといいます。
リリースするタイミングをなくした数千リットルのこのワイン、なんと昨年の12月まで忘れられたかのように大樽に入っていたワインです、、汗。
なんと13年もの間イタリア産の栗の木の大樽で熟成していたという、とんでもないロッソディモンテプルチアーノ。
ヴィンテージとしては申し分ない2004、今回もある程度の量が入荷しているのですが、現地カンティーナにはまだまだストックがある、、。
先日久しぶりに訪問してきましたが、彼らのカンティーナのストックの多さには絶句してしまいます、、、。
ボトル詰めして日も浅いのでコルクのダメージやオリも少なく、10年以上大樽で熟成し、奥深い香りと円熟した味わいを持った素晴らしいサンジョヴェーゼ。
ノービレとの違いも感じ取れる気軽さ、ぜひテーブルワインとして使っていただきたいワインです!

(インポーター資料より)

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