Qvevri DM / クヴェヴリ DM 2018

自然派ワイン

醸造方法

54年前に開墾された畑(川に近くに位置し、小石を含む沖積ローム質)に植えられたデュリフ(プティ・シラー)とマタロを同時に収穫。
除梗しクヴェヴリへと投入して混醸。
野生酵母による醗酵(後に培養酵母を併用)、その後クヴェヴリで果皮と共に182日間スキンコンタクト、熟成させた後にプレス、ボトリング(Free SO223ppm)。
ノンフィルタリング、清澄剤不使用。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

「ラ・プティ・モール」はグレンとロバートの2人によって 2010 年から始まった挑戦的なワインプロジェクトで、母体は彼らが 2000年にクイーンズランド州グラニットベルトに設立したワイナリー「ベントロード」。
フランスワインをこよなく愛する生化学者だったグレンはある時パートナーであるロバートと共にワインを造る夢を実現させることを決意し、離職。
理想の土地を探す旅の途中で 2000 年、オーストラリアでも極めて特殊なワイン産地グラニットベルトで理想的なロケーションを備えた土地と出会い一目惚れします。
すぐに購入を決断した彼らはその土地にまさに一からブドウを植樹。
同時にグレンはチャールズスタート大学で醸造学を修める一方、「CakebreadCellers (Napa)」、「Clovely Estate(豪)」、「Heritage Estate(豪)」など複数のワイナリーでヴィンテージを経験するという驚くべきエネルギーでスキルを重ねていき、自社での経験も相まって着実に自身のビジョンを作り上げていきます。
そして 2010 年にはさらに「もっと挑戦的で面白いことをしてみたい」という想いから限定生産のプロジェクト、ラ・プティ・モールをスタートさせました。
現在およそ 3haある自社畑ではサステーナブル農法を実践(近隣の畑からの買いブドウ含む)。
雹害のリスクが大きく、1-3 月の湿度も高いグラニットベルトでは病害のリスクマネジメントが第一優先ですが、その中でできる限り自然環境に配慮して栽培されています。
その姿勢はワイン造りにおいても共通しており、野生酵母による醗酵(状況により培養酵母を併用)、酸化防止剤や清澄剤の使用はワインをクリーンに保つという限りにおいて最小限に抑えられています。
まだオーストラリア国内ですらあまり知られていない彼らですが、近い将来センセーションを巻き起こすことは間違いありません。

(インポーター様資料より)

 このワインを購入したい方はこちら

ピックアップ記事

関連記事一覧