Riesling Super Felsaspranger / リースリング シュペール・フェルサスプランゲル 2019

自然派ワイン

醸造方法

すべてステンレスタンクで醸造。

ワイン情報

醸造家同士が竹馬の友である3つのドメーヌ(「ドメーヌ・アンリ・フックス」(リボーヴィレ村)、「ドメーヌ・マデール」(ユナヴィール村)、「ドメーヌ・キンツレ」(リボーヴィレ村))のリースリングを3分の1ずつブレンドした、特別コラボレーション作品です。

「(個々の生産者の作品というよりも)まずは産地としての「アルザス」のワインのフルーティーな美味しさを、より多くの方に知っていただきたい」という熱い思いゆえのブレンド作品で、「僕たちのリースリングの中でも、とりわけ果実味豊かなロットを使用しています。
また、少しでも手に取っていただけることを願って、(3人のシリアスな通常作品とは大きく異なる)ユーモアいっぱいの作品に仕上げました」。

作品名にある「フェルサスプランゲル」は、アルザスの昔の人が好んで使っていたワインの味わいの表現で、「(岩を砕くほど衝撃的に)酸っぱく、美味しくない」という意味です。
本作品名はその前にさらにSuperがついているので、「超酸っぱ!不味いっ!!」というようなニュアンスです。
(本作品のとてもフルーティーな味わいのパラドックスになっています)。

また、このプロジェクト専用のホームページ(www.dreimannerwie.com/)やバックラベルに入っているロゴ「DREI MANNER WIE(ドレイ・マネール・ヴィ、=three men wine)」もアルザス特有の表現で、あまりにも不味いワインを飲んで倒れかけた真ん中の男を、横から2人が支えているという意味です。
(ロゴの3人の男は彼ら3人を表していますが、実際にはみんなガリガリの3人が、筋骨隆々になって登場しています)。

「10年前位から、いつか絶対やろう!と温めていた企画だったのですが、2018年に、3家族にほとんど同じタイミングで子供が生まれたのをきっかけに、今こそ!ということになりました。
アルザスワインの美味しさをぜひ知っていただきたいですし、もしお口に合えば、僕たち3人がそれぞれのテロワールを表現している本気印の作品に進んでいただけたら、とても嬉しいです」(ポール・フックス。2019年8月東京にて)。

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

コルマール市の北、リボーヴィレ村に1922年から続くドメーヌで、アルザス中部におけるグラン・クリュの雄、「キルシュベルグ・ド・リボーヴィレ」を擁します。
2006年に父アンリからバトンを譲り受けた4代目ポール・フックスは、2年後の2008年、完全ビオロジック栽培に転換。
さらに、収量を大きく制限することで、「完璧なぶどうづくりを目指しています。料理の美味しさの鍵が塩(ミネラル)にあるように、ワインの美味しさの鍵もミネラルにあります。

「ビオロジック栽培によって土中深くまで伸びた根からミネラルをたっぷりと吸い上げ、収量制限によって一粒一粒にミネラルを凝縮させることが、美味しいワイン造りの本質です」(ポール・フックス)。

醸造もきめ細かく、アルザスではほとんど見られない、超小型ステンレスタンクの多数基使用によって、区画ごとのテロワールの違いやヴィンテージの個性を、より高い精度でワインに反映させています。
このような彼のプロ意識と情熱は、フランスを代表するワイン評論家、ミッシェル・ベタンヌの目に留まり、新世代としては異例の高評価をもって賞賛の声を贈っています。
尚、ラベルのキツネは、ファミリーネームの「fuchs」(=fox)に由来します。
上位3作品の印象的なラベルは、それぞれの作品に対するフックス家のイメージをもとに、家族ぐるみの友人でもあるストラスブールの高名な画家、デルフィーヌ・アレが描いた実際の絵画からデザインされたものです。

(インポーター様資料より)

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