キュベパピーユ デラウェア甕仕込み 2020

自然派ワイン

醸造方法

手作業による徹底した選果、ブドウの皮に生息する野生酵母による醸し発酵、ピジャージュによる「旨味」の抽出を経て、クヴェヴリで11ヶ月熟成。

ワイン情報

大阪府柏原市の自社畑で丹精込めて育てたデラウェアを醸し、クヴェヴリ(ジョージアでワイン造りに用いられてきた卵型をした粘土製の素焼きの甕)で熟成させる、FUJIMARU のフラッグシップワイン。
昨ヴィンテージからラベルの装いも新たにした渾身の一本です。

このヴィンテージは7月の長い梅雨を耐え抜いて酸を残しながら、8月の陽の光をいっぱいに浴びて一気に熟したデラウェア。
クヴェヴリの中で見事に円熟し、力強く滋味深いオレンジワインに仕上がりました。

熟れた黄色い果実の香り、芯の通った酸とアクセントに感じる仄かな揮発酸、じんわりと口の中に広がる出汁のような旨味。
複雑で力強い味わいながら、食事に寄り添う優しさも合わせもっています。
「これがデラウェアのワイン?!」という驚きとともに、デラウェアワインのポテンシャルに感動していただけるのではないかと思います。

大阪府産デラウェア 100%
アルコール分:12%
内容量:750 ml 総酸度:6.9 g/L
総亜硫酸:2.3 ppm 遊離亜硫酸:<1 ppm
製造本数:1139 本

生産者情報(インポータ・造り手・問屋情報)

2010年、ワインショップFUJIMARUやカーヴ・デ・パピーユなどワインショップを経営する株式会社パピーユが、ボランティア数名とともにカタシモワイン&フード(通称カタシモワイナリー)より、柏原市大県(おがた)にある『堂の内畑』(マスカットベリーA)を借り受け、カタシモワイナリー内にて委託醸造を開始、『ドメーヌ・デ・パピーユ』ブランドのスタート。

2011年、耕作放棄地であった『岩崎谷畑』を大阪府の外郭団体みどり公社の斡旋で地主さんより借り受ける。
再開墾し垣根仕立てのぶどう畑(メルローなど)を造成。

2012年、高井田にてデラウェアとベリーAの畑を新たに賃借。
また、羽曳野市の飛鳥ワインにて太子町のデラウェアを委託醸造。

2013年、大阪市中心部、島の内にて醸造所を設立。
自社畑産ブドウのほか大阪や日本各地から買いブドウを仕入れて醸造しています。
日本でも類を見ない都市型ワイナリー『島の内フジマル醸造所』です。
2013年以降はすべて島之内フジマル醸造所にて醸造。
そして2015年8月には東京・清澄白河にフジマル醸造所をオープン。
こちらではおもに東日本のブドウ栽培農家さんから原料葡萄をわけてもらって醸造しています。

ぶどう造り:
約2haの自社管理畑のブドウから造ったワインは「キュベパピーユ・シリーズ」としてリリースしています。
その他に日本各地から質の良いブドウを仕入れ醸造を行っています。
自社管理畑ではボルドー液以外は年に2~3回ほどの防除のみと減農薬を心がけ、農作業はすべて手作業で注意深く行いました。
収穫されたブドウは選果、粒よりし健全な粒のみを使用。ワインをお飲みになるお客様の顔を想像しながら、スタッフとボランティアの方々とで力をあわせワインを造りました。
本当にたくさんの人に手伝っていただいたおかげで私たちのワインは出来上がっています。

(ワイナリー様資料より)

 このワインを購入したい方はこちら

ピックアップ記事

関連記事一覧