Esmeralda Garcia/エスメラルダ・ガルシア

生産者の紹介

スペイン カスティーリャ・イ・レオン / Spain Castilla y León

バロセロナ発の最先端バル「ブルタル」オーナージュアンが惚れ込んだ!!樹齢200年を超えるともいわれるピエ・フランコ(自根)の畑を復活!

最も古い樹齢だと 200 年を超えるベルデホが残るサントユストの地で、彼女は 2013 年からパゴス・デ・ノナ(現在は蔵元名を本名のエスメラルダ・ガルシアに変更)というプロジェクトを立ち上げ、2014 年を初ヴィンテージに白ワインを 6 銘柄造っている。
小さい時からおじいちゃんの畑で手伝ったり、ワイン造りを見てきたりして、自然の中で育ってきたエスメラルダ。10 代の頃から学費を稼ぐために様々な仕事をし、夜間学校に通いました。大学は医療微生物研究や呼吸器病学を専攻。
しかし、畑仕事やぶどう栽培、ワイン造りが自分に合っていると認識、ワインの世界に入り、シガレス、リアス・バイシャス、ルエダ、リベラ・デル・ドゥエロなど様々な産地のワイナリーで働き、同時に夜間学校に行きながら醸造の勉強をし、研鑽を積みました。
次第に工業的栽培・醸造の考え方に疑問を覚えるようになり、2011 年にオーガニックワインを造るプロジェ
クトに参画しますが、収穫は機械、フィルターをする、など根本的な概念は変わらなかったため、それなら自
分でワインを造ろうと自らの蔵を起ち上げます。
ベルデホの本当のポテンシャル、土地を映すワインを造りたいという想いで栽培も醸造も、より自然にという考え方に次第に移行。古木のベルデホのみにフォーカスし(ルエダでは補助品種としてソーヴィニヨン・ブランやビウラをブレンドする生産者も多いなか)、ヴィラージュ、単一エリア、単一区画のカテゴリーで白、計 6 アイテムを手掛けています。
思慮深く、慎重さと自由度の良いバランスを持ち、畑を深く理解しているからこそ、驚くほど繊細かつ個
性豊かなベルデホの表現が感じられる!そぎ落とすのではなく、感じるままに足す。
揺るぎないエネルギー、丸み、落ち着きを持つと同時に、畑を走り回っていた幼少期と同じ自由な精神で樹
齢 200 年近くの歴史ある畑を前にして、自身のやっていることは儚いことである事と、謙虚さと責任感を持ってワイン造りをしています。

インポーター:BMO

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